リードクライミング ロープクライミング

リードクライミング ロープクライミング用品 の選び方

リードクライミングとは

リードクライミングは、あらかじめ開拓者によりボルトが打ち込まれているルートを対象としたクライミングと、クラック(岩の割れ目)などにナッツカミングデバイス(カム)といったナチュラルプロテクションをセットしつつ登るクライミングに分けられ、近年は前者の人気が高く、通常「リードクライミング」と言った場合は前者を指すようになっているが、後者との区別を強調したい場合などはスポーツクライミング(略して「スポーツ」「スポート」)と呼ばれることもある。後者は「岩を傷つけない」「可能な限りシンプルなスタイルを採用する」というクライミングの伝統に基づいていることからトラッドクライミング(略して「トラッド」)と呼ばれて前者と区別される。

スポートクライミングが近年の主流に

リードクライミングは基本的にクライマー(登る人)とビレイヤー(地面でロープを確保する人)の2人1組で行われ、クライマーは自分でナッツやカムなどのナチュラルプロテクションをセットするか、あるいはあらかじめ打たれたボルトのところまで到達し、これらの確保支点にクイックドロー(俗にヌンチャク)と呼ばれる道具を掛け、クイックドローにロープを掛けながら登る。リードクライミング開始の手順としては、まずルートの下に行き、クライマーはロープをハーネスに結び、ビレイヤーはビレイ器にロープを通し、ハーネスにセットする。クライマーはクイックドローを必要な分だけ(必要な場合はナチュラルプロテクションも)ハーネスに掛ける。その後クライマーが「お願いします」と言って登り始めるのが一般的である。ルートの最上部には様々な形態の終了点が設置されており(ない場合もあり、そうした場合は自分で作る)、ここまで到達したクライマーは、設置された終了点を利用して下降する。終了点に到達するまでに、ボルトやロープと言った自然以外の造形に全く荷重をかけずに終了点に到達したことをもって完登とするが、岩場の形状によっては終了点の上まで登ることを要求される場合もある。途中でクライマーが墜落した場合、ビレイヤーはビレイ器を用いてロープに制動をかけ、墜落を止める。止めた後は、クライマーはそこで落ちた箇所の検討を行い、再度挑む。このような、ロープにぶら下がったままムーブを探るスタイルをハングドッグといい、かつては堕落したスタイルと見られていたが、2006年時点では完全に定着している。2006年時点において、日本各地では終了点や確保支点用ボルトの老朽化が進んでおり、これらの確認を自分自身で行うよう日本フリークライミング協会は呼びかけている。

トラッドクライミングは可能な限りシンプルに

トラッドクライミングでは、ナチュラルプロテクションを確実にセット出来なかった場合、墜落すると、セットしたナチュラルプロテクションが外れ、クライマーが地面まで落ちる可能性がある。一方、ボルトルートのリードクライミングでは、強固なボルトがあらかじめ設置されているため、地面まで落下する危険性が少なく、プレッシャーが比較的少ないため、人気が高い。トラッドクライミング独特の技術であるジャミングがやや痛く、かつしっかり効いているかどうかが最初は判断しづらい、トラッドクライミング用のナッツ、カムといったナチュラルプロテクションがやや高価であることも、トラッドクライミングがボルトルートほど人気がないことの原因の1つとなっている(画像のキャメロットC4-6番は約15000円。ナッツは1セットで約1万円強である。通常のトラッドクライミングでは、例えばキャメロットならば0.5、0.75、1、2、3番程度しか使わないが、これらを揃える場合、大体1万×5 = 5万円程度である。さらに、これらとロープを介すカラビナが必要となってくる。その他必要なものを揃えると10万円以上になる)。しかし、トラッドクライミングにはその分、「自分自身の力で登り切った」という達成感がボルトルートを登った場合より大きい。このため、ボルトルートでのクライミングやボルダリングを一通り経験した者が、未知のクライミングを求めてトラッドを始めるケースや、アルパインクライマーがスムーズにナチュラルプロテクションを設置する能力を求めてトラッドを始めるといったケースもあるという。

リードクライミングは心理的スパイスが魅力

リードクライミングでは、人間は高いところに行けば恐怖感を持つようにできているという特徴から、クライマーは心理的プレッシャーを受け、思い切ったムーブができなくなることもある。特に、ボルトとボルトの間隔が遠いルートはプレッシャーが大きい。こうした恐怖感は、完登した際の喜びのスパイスとなる。確保支点をとらずに(または取れずに)長い距離を登ることや、最後の確保支点から繰り出されたロープの距離をランナウトといい、ランナウト状態では緊張感から普段通りのムーブを起こすことが出来ず、クライマーの恐怖の対象となっている。国内のフリークライミングエリアでこうしたランナウトに極端なものは少ないと言われているが、宮崎県北部の花崗岩のスラブの岩場(比叡山、広タキスラブ、雄鉾岳など)では、20メートル以上もランナウトするようなルートが珍しくない。大きくランナウトするルートは恐ろしいが、それだけに完登した際の喜びは単なるスポーツの域を越え、むしろ冒険のそれに近くなる。 リードクライミングは、用具を一式揃えるのがボルダリングよりも高くつくこと、アプローチが多くの場合ボルダリングよりも遠いこと、2人以上必要であること、高度感がプレッシャーとなること、ロープワークが必要とされることなどから、ボルダリングに比べハードルが高くなり、ボルダリングの隆盛と比較してやや人気が落ち着いてきている感がある(2006年時点)。とはいえ、リードクライミングには、そのスケール故の快感や、クリップ(クイックドローをボルトに掛け、ロープをセットすること)やレスト(片腕を放して休ませること)に関する駆け引きなど、にボルダリングとはまた違った楽しさがあり、特にナチュラルプロテクションを用いたクライミングは戦略性が高い上に、「自分の力でなし得た」という満足感をクライマーに与えてくれる。

リードクライミングのエリア

ルートクライミングのエリアとしては、関東周辺では小川山、二子山城ヶ崎白妙橋氷川屏風岩河又などが有名である。

リードクライミングにおける危険性

リードクライミングでは、ボルダリングに比べやや複雑なので、その分予想外のことがおこりやすい。スポーツ、トラッドの別なく存在する危険は以下の通りである。

  • ビレイ器とロープの相性が悪く、まともな制動がかけられないままクライマーが地面まで墜落する。
  • 1つ目の中間支点をとる前に落ちる。この場合、ロープを付けていないのと全く同じである。
  • 2つ目ないし3つ目の中間支点をとろうとして、ロープをクイックドローにかける(クリップという)のに失敗して落ちる、いわゆる「手繰り落ち」。通常、クライマーは、ビレイヤーから繰り出されたロープの長さから最後の支点までのロープの長さを引いた距離+ロープの伸びの分落下するが、手繰り落ちの場合、さらに「手繰ったロープの長さ」が落下距離に加わるため、「地面から1つ目の中間支点までの距離」よりも「1つめの中間支点から登った距離+クリップしようとして手繰ったロープの長さ」が長くなった場合、地面まで落ちることになる。
  • 落下に備えてビレイヤーがロープを引き気味にしたせいで、クライマーがアメリカンクラッカーの如く壁に激突する(俗に「ビッタンコ・ビレイ」と呼ばれる)。
  • ショックを和らげようとロープを流しすぎるあまり、墜落距離が長くなって地面に接触、あるいは岩の突起物に激突する。
  • 恐怖心からクイックドローのカラビナ部分をホールドに使い、ちょうどその時墜落して、加重が指にかかり、指を負傷する。
  • 終了点から下降する際に、ロープの長さが足りず、ビレイ器からロープがすっぽ抜けて墜落する。
  • 岩場上部からの落石を受ける。
  • 墜落の際、足をロープにすくわれ、頭から落ちて受け身に失敗し、壁に激突する。
  • 墜落の際、足をロープにすくわれ、体が逆さまになってハーネスから脱落し、そのまま地面へ落ちる。
  • 墜落の際、足をロープにすくわれ、ロープとの摩擦で足に火傷を負う。
  • 墜落の際、ロープが指などにからまってその部分を圧迫して負傷する。

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