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【グッぼるトレーニング】クライマーにもめちゃくちゃ良いトレーニング!自衛隊式懸垂をご紹介

村口2022/08/05

自衛隊式懸垂にクライマーがチャレンジしてみた!

今回はトレーニングの話題。懸垂の中でもかなり過酷だと評判の自衛隊式懸垂にクライマーでチャレンジしてみました。日頃から懸垂はクライマーならベーシックなトレーニングの一つだと思います。現在は分かりませんが、昔は自衛隊の体力検定に採用されていたそうです。普通の懸垂とは異なる独自のルールがあり、回数によって等級が決まるようです。今回はジムにあるバーとクライマーらしく17mmのラングでチャレンジしてみました。果たしてどのような結果になったのか、是非読み進めてみてください。

自衛隊式懸垂のルール

まずは自衛隊式懸垂のルールは大きく分けると次の通りです。

  1. 順手·肩幅でバーを掴む
  2. 反動を使わない
  3. バーの高さを超えるまで顎を上げる
  4. 降ろしたとき、腕は伸ばし切る
  5. 3秒に1回ペースで行なう

最大の違いは反動を使わない事と、3秒に1回ペースで行なうという事でしょうか。このペースを速いと思うか遅いと思うかは人にもよりますが、ある一定のスピードが必要な為、まだ余力があってもモタモタしているとペースが間に合わなくなります。休息を十分にとれない事で普段の懸垂よりもちろんハードになります。

自衛隊式懸垂の等級

元々は自衛隊の体力検定で行われていた為、回数によって下記のように等級が定められています。

  • 1級 17回
  • 2級 14回
  • 3級 11回
  • 4級 8回
  • 5級 5回

クライマーならやはり1級の17回を目指したい所ですね。普段の懸垂の回数からすると余裕のような気もするのですが、反動を使えない事とペースの縛りがある為、実際やってみるとかなりキツイ気もしてきました。では早速チャレンジしてみましょう!

自衛隊式懸垂に初挑戦!

ロールバー

まずはしっかり持てるロールバーで店長村口と4段クライマーのKさんがチャレンジ。挑戦の模様はyoutubeにて公開中です。結果から発表すると店長村口が22回、Kさんが18回となり二人共、見事1級認定!これはクライマーなら嬉しいですね。やはり懸垂力なら自衛隊にも引けを取らない事が証明されました。ただやはり3秒ルールは通常よりもキツく反動なしで行う事で純粋に引く力のトレーニングに最適だと感じました。

傾斜105度の17mmラング

そしてお待ちかねのクライマーらしい自衛隊式懸垂。17mmのラングで行ってみました。懸垂力だけでなく保持力が要求されます。そもそもぶら下がるのが難しいラングですので、クライマーならではのトレーニングだと言えるでしょう。挑戦者はグッぼるスタッフのツッチーと亀ちゃん。懸垂強者の二人がチャレンジしてみました。こちらもyoutubeにて動画を公開中ですので是非ご覧下さい。結果はツッチー17回、亀ちゃん20回となりました。さすがの保持力と懸垂力。17mmでも1級はマジで凄いですね。

自衛隊式懸垂のトレーニング効果が凄い!

今回はいつもと違う自衛隊式懸垂にチャレンジしてみましたが、クライミングのトレーニングにも非常に有効だと感じました。純粋に保持耐久時間と懸垂力を鍛える事が出来るのが特に素晴らしい。亀ちゃんのように20回やろうと思うと最低57秒ぶら下がる必要があります。これを様々なホールドで行う事で多彩なホールドでの引きつけが練習出来ます。反動で誤魔化せないので、しっかり必要な筋力を鍛える事が出来ます。とはいえクライミング時は反動を上手く使う事も重要ですので、普通の懸垂と交互に行うのがオススメ。皆様も是非トライしてみて下さい!

村口2022/08/05
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