SPORTIVA(スポルティバ) SOLUTION WOMAN Reboot(ソリューション ウーマン リブート) ※スポルティバの最高傑作 ※新型ベルクロが切れにくい ※2018年新モデル

ベストセラーコンペモデルがいよいよモデルチェンジ。改良点はデザイン変更とベルクロと切れやすかったヒモ。ヒモが太く丈夫になったのはかなり嬉しい。包み込むような柔かインナーもそのまま。女性向けで全てが整った現在最高モデル。スポルティバの最高傑作ソリューションを女性向けにリデザイン。ダウントゥ、ターンインをキープするP3構造やロックハーネスシステムなど機能満載ですが何より一体成形のヒールの威力が素晴らしい。コンペや高難度クライミングで使用率も高い。


女性用ハイパフォーマンスシューズの決定版
長期の使用でもダウントゥ、ターンインを維持できるP3構造、パワーロスがなくホールドに集中できるロックハーネスシステムや強力なヒールフック性能を持つワンピースヒールカップなどのテクノロジーを搭載したコンペ仕様モデルです。

1.トゥラバーのデザインとゴム質を変更し、トゥのかかりがより良好に
2.ストラップが薄くなりグロメットととの抵抗が減少、スムースに締まり耐久性も向上

▼旧ソリューションとの違い
現在のクライミングシーンではスメアリング性能が問われることが増えました。新しいソリューションはグリップ力を強化。シューズ全体をソフトにすることで、エッジングとスメアリングのバランスを重視し、スポートクライミングのあらゆるシーンに対応するモデル
として進化しました。ダウントウ、ターンインを長く維持する P3 構造やロックハーネスシステムなどの機能は変更ありません。

・ボリュームホールドやハリボテなどで必要とされるスメアリング性能がアップ
・シューズ全体をソフトにすることで、エッジングとスメアリングのバランスを重視
・ダウントウ、ターンインを長く維持する P3 構造
・足をしっかりホールドするロックハーネスシステム
・足裏感覚がアップし、安心してホールドに乗れる
・足のホールド力を少しソフトにすることで、
・ヒールカップ、スリングショットが若干柔らかくなり、足の形や動きにフィット

アッパー：スエードレザー+マイクロファイバー
ライニング：パシフィック／ライクラ
ソール：ビブラムXSグリップ2 3.5mm
サイズ：33〜42（ハーフサイズあり）
重さ（1/2ペア）約225g
生産：MADE IN ITALY

▼野口 啓代のぐち あきよ
中学生でB-Session年間チャンピオンに。2008年は念願のボルダリングワールドカップ優勝。その後も勝利を重ねて2009年には年間チャンピオンとなり、世界選手権でも個人総合優勝。常に世界の第一線で活躍する女性クライマー。「どんな課題にもこの1足」私にとってパーフェクトな靴です。コンペでも外岩でも常にソリューションで、6年近くそのスタイルは変わっていません。ヒールフックが得意な私にとって、フック後に自由に動けるこの構造は本当に頼もしいです。長時間履いていられる足型で、ベルクロで甲のフィット感を自由に変えられる点も気に入っています。

野口啓代が「ソリューションを履く理由
まず、90周年おめでとうございます! イタリアの本社工場に行ったこともあるのですが、本当に一足一足、丁寧に作られていてプライドを感じました。信頼の置けるブランドです。この「ソリューション ウーマン」リブートについては、とにかくゴムが改良されたとスポルティバのサポート選手全員が言っています。フリクションが上がり、かかりがより良くなりましたよね。最後までホールドに粘ってくれるというか。また、現行モデルと比べてかなり柔らかい。ソリューションって親指先端のエッジがすごく強い靴なんですけど、リブートモデルは足裏全体で踏めるようになり、大きなホールドにも乗りやすくなっています。他にもベルクロが強化され、見た目も近未来的でさらにカッコよくなりました。ただそれでいて、ヒールカップや足首の拘束力といった良い部分は残っています。親指に力が加えやすく、岩場の極小エッジやジムのビスへの対応力が高いのが現行モデルの特長ですが、両方を履き比べてみて、自分に合う方を選んでほしいですね。

▼清水 裕登しみず ひろと
大阪府出身。主な競技成績に、第16回、第17回JOC総合優勝、第28回LJC2位、2014年LWC海陽14位、2015年全日本クライミングユース選手権ボルダリング競技大会2位、2015年ノースフェースカップDivision1 2位、2015年アジアユース選手権プトラジャヤ リード優勝 ボルダー3位。「コンペに向いている」ユニセックスのSOLUTIONよりはちょっと柔らかいので、コンペとかで履いた時はハリボテなどにも乗りやすいですし、（ユニセックスの）SOLUTIONだと乗った時に面でやや乗りにくいと感じるところもあるので、やっぱりSOLUTION WOMANの方がコンペなどには向いているかなと思います。

▼小田 桃花おだ ももか
2010年、16歳のときにワールドカップ・ボルダリング部門に初めて出場し準優勝。世界的に注目を集める。2012年にリード部門で日本人女子として初優勝。クライミングワールドカップ2013年世界ランキング・リード部門3位、ボルダー部門7位。「小さなホールドでも抜群の安定感」いちばんの魅力は、ダウントゥ形状でどんな小さなホールドでもしっかり乗ることのできる安定感とヒールが正確に決まる点です。これまで何度も助けられました。だからコンペなど勝負のときは常にソリューションです。すこし柔らかくなったという女性用モデルが私にとって最強の靴になるかもしれません。

P3 SYSTEM P3 システム
通常よりもダウントゥの形状を長くキープできるシステム。常に最高のパフォーマンスを楽しめます。ハードに長期間使用した後でも最初の性能を落とすことなく、クライミングシューズのアーチのシェイプがへたらない構造のシステムでもあります。