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ボルダリングでの指の痛みと回復について

由井2020/10/13

指の痛みはクライマーなら仕方ないのか

指における受動的プライオメトリックスの最適化

ボルダリングでの指における受動的プライオメトリックス最適化

腱は伸び縮みします。意外に大きく伸び縮みします。このバネ効果で最大荷重を小さくして故障を抑え保持力維持に絶大な効果を生み出しています。しかし回復中は伸縮性を落とし再生優先状態になっていまいます。この伸縮率の変化に対応できず故障している人がかなり多いはずです。朝のゴワゴワ感がや指を曲げても内接しない時は回復状態にあるため。この時に無理に伸ばすとバネ効果がないので腱と骨接合部にかかる最大荷重が増大し断故障の原因となっています。腫れがある場合はフィンガーローラーなどで腱周辺からゆっくりとマッサージ。伸縮性が大幅に戻る。更に腱をゆっくり伸ばす事で伸縮率も上げられるはずです。

指のパキリや腱鞘の亀裂の予防法

指のパキリなどの最適な予防法

登る前に第一関節のみを一本ずつポケットやキャンパスラングなどで直線方向に15秒間伸ばし、その後にローラーで先端から付け根まで強めのピンチマッサージ。これを2回程繰り返す。反らせたりネジったり動かしたりしない事。重要なのはいかなる時も腫れているときは指や手首のストレッチは逆効果。回復時の軟骨変形適応のチャンスなのだから再構築に必要な酵素を追い出したり、接合部に余計な負担をかけないようにしましょう。特に腕立て伏せは指関節にも手首にも悪影響なので注意しましょう。指を後ろに反らせるストレッチ癖のある人はテーピング率が高く、過負荷による故障を誘発している可能性があります。一時的に痛みが取れるのは麻痺させているだけでより悪化しているのです。

フィンガーローラーが楽だし簡単

フィンガーローラーを長期で使用していますが故障を減らせるギアである事は間違いないと断言。初期使用時に痛みが出たとしても数回に分ければ徐々に痛みは減って楽に動く様になるはずです。あくまで血行促進である事を意識して、チカラを抜いて根気よく続けましょう。

根本の改善には腕と指 腕 肩 腰 のフォームの改善

すでに故障している前提での予防法です。傷めない人と傷めない人との差は何でしょううか。それこそが本当の原因であり、改善すべき点であります。 痛みにはすべて原因があります。ほとんどの場合、癖と習慣から起こるものです。その癖を治すことが最優先です。しかし、癖や習慣は思い込みの部分が大きいので意識レベルから改善する必要があります。まずは先入観をなくし、一度、素直にフォームを見直してみてください。目からウロコのレベルで完治する人が多くおられます。意識すべきは指の第二関節の屈曲度です。これがが大きく全身的に影響を与えています。以下に注意すべき点を上げておきます。すべてを意識すれば指肩腰の痛みはかなり軽減されます。

  • 第二関節を90度以上曲げない
  • 第一関節以外は極力伸ばす
  • 肘を内転する
  • 肩甲骨を動かす
  • 股関節から動作を発生させる

以上の点を意識的に改善できれば、その動作に沿った筋肉を強化させるのに2ヶ月程度を目指し、登りを改善しましょう。指からフォームを改善できるアクセサリーを開発し販売しています。数百人の方々がフォーム改善に役立てている隠れたツールです。ぜひご活用ください。
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由井2020/10/13
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