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グッぼるインタビューVol.10 プラトーからの脱出にはトレーニング!効き目を実感!

さとこ 2022/04/22

グッぼる最強の指クライマー

グッぼるで指強カチラークライマーと言えば?と聞けば、誰もが100%「佐藤さん!」と答えるでしょう。身長160cm/リーチ162cmと決して長くは無いリーチの持ち主の佐藤さんですが、それを感じさせない登りは圧巻です。最近私の中では指師匠と呼ばせていただいています。今回はそんな指強過ぎクライマー佐藤さんにインタビューしてみました。

ボルダリングを始めたきっかけ

埼玉県生まれで埼玉で会社勤めをしていた佐藤さん。社会人になってからのワークアウトとして水泳をやっていました。週2〜3日はフィットネスジムの50Mプールで延々と泳いでいたそうです。10年ほど前そのフィットネスジムが無くなり何か他に続けられそうなワークアウトは無いかと探していた時に会社の先輩にボルダリングに誘われたそうです。やってみたら楽しく体を動かせるのでその後何の抵抗もなく続けられ週2〜3日通うようになったとか。
それ以来、転職して滋賀に来られた今もずっと登り続けておられるので、クライミング歴は10年程になるそうです。

自分で解決して進む達成感

佐藤氏にとってのクライミングの魅力は「できない事を自分で解決してできるようにしていく過程の達成感」と仰っています。そこに中毒性が有ると。私個人の佐藤氏の印象は、グッぼるで登っている時も岩場で登っている時もそこに温度差は無く、どの課題に対しても等しくそして凄まじく完登意欲を持っておられるように思います。繋げトライで落ちて登れなかった日は、「今夜は眠れそうにない」とか「お酒で心を落ち着かせたい」(かなりのお酒好き)など、完登出来なかった事への悔しさを言い残して帰られる佐藤氏を見かけます。「この目標を絶対に達成する!登ってみせる!」という強い目的意識を持っているからこそ、それ程までに心を残し、そして達成した時の満足感も大きいのでしょう。
これまでクライミングに対してモチベーションが下がった事は無いという佐藤氏。下がりかけると弱くなる自分を思い浮かべそれは悔し過ぎる、やっぱりもっと強くなりたい!ともう一人の自分が自分を奮起させてくれるそうです。

初段の壁を打破するために

岩デビューはクライミングを始めて2年目くらいで、3、4年目には順調にスキルアップされ御岳の「忍者返し」(一級)や小川山の「エイハブ船長」(一級)を完登されたとの事。その後初段を次の目標と掲げることになったそうですが、中々そこには大きな壁が存在していることを実感していたそうです。グッぼるのある彦根に越してこられたのは〇〇年。初段の課題を登り切るには、何かが足りていない、あともう少し!というひと押しが足りない….そう悟った佐藤氏はその初段の壁を打破するために、あるトレーニングをするようになりました。

クライミング向け体幹トレーニング

それは体幹トレーニングでした。元々指の保持力は強く、特に鍛えたことはなかったそうです。ゆえにどうしても保持力に頼った登りになってしまっていて、各ムーブはできるけど繋げトライになると指がヨレて繋がらないという問題が、体幹トレーニングを続けて行った数ヶ月後に改善されていったそうです。より体全体を使って登る事でルーフで足が残り易くなったり振られた勢いを我慢出来るようになり、指への負担が分散出来る様になったと仰っています。実際に2021年は外岩での成果が目白押しで、過去の宿題だった初段の課題を何本も完登されました。
普段からあまりトレーニングを積極的に取り入れるタイプではなかった佐藤氏ですが、その成果を実感してからは今も負荷を増やしながら続けているようです。

これからの目標

繋げ核心だった数々の宿題を完登し次へのステップアップが期待される佐藤氏。今後の目標は?という質問に「1日で登れる難易度のアベレージを上げていきたい。具体的には近隣の岩場7ヶ所(恵那、豊田、フクベ、三重、京都笠置、白川、御手洗)で二段×3本完登を達成しいつか三段を登りたい」と答えてくださいました。
その目標達成のために今の自分に足りないモノは、ダイナミック系や距離出しが課題だと言う佐藤氏。得意不得意に偏らずコンスタントに初&二段をこなせる男になるために、そしていずれは三段を登れる男になるために、今後も鍛錬していきたい。と淡々と且つ頑なな表情でお話ししてくださいました。
これからも付いていきます!指師匠!!

さとこ 2022/04/22
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