これだけで固定可能なパキリの救世主。軽くて丈夫で通気性が良いのに曲げられる完璧な新製品。指の変形や腫れに効果大。Splintとは骨折治療などに用いる添え木。出血がなければアイシングなしでSplintを。寝ている間の少し曲がった状態を真っ直ぐにするだけで、血液循環が上がり修復促進。老廃物のリンパ排出も向上。骨の変形をおさえれば慢性的な血行不良が改善。変形に対してアイシングは逆効果とRICE提唱者が論文公開。軽めのマッサージと血行促進が最良とのエビデンスも。
Mallet Finger Splintは自然な屈曲位置または機能的位置に遠位指節間(DIP)関節を維持する事ができるシンプルな器具です。必要に応じて曲げてカスタマイズが可能なためあらゆる症状対応します。指骨の不動化は、骨折またはDIP関節の機能不全の修復コントロールに驚異的な効果を出しています。
▼注意
血行が阻害されるほど強く締め付けないで下さい。
▼性能
・必要に応じて曲げてカスタマイズ可能
・着脱が異常に簡単
・通気性が良く快適
・DIPジョイントの必要な超伸長を維持するための実用的な設計
・PIPジョイントを自由に動かすことが可能
・軽くて非常に強い自由度のある可鍛性コーティングアルミニウム
・滑らかでシンプルでコンプライアンスが優秀
・内側は高いクッション性と快適性を提供できるエタフォームライニング
・低刺激性で無臭。清掃やメンテナンスが容易
・密着性と優れたグリップ性を提供
▼指におけるプライオメトリックスの最適化
腱は思っている以上に大きく伸び縮みします。このバネ効果で最大荷重を小さくできます。故障を抑え保持力拡大に絶大な効果を生み出します。しかし回復中は伸縮性を落とし再生優先状態になっているため伸縮に対応できず切れたり炎症を誘発します。朝のゴワゴワ感や指を曲げても内接しない時は回復状態です。無理に伸ばすとバネ効果もなく腱と骨接合部にかかる荷重が増大し断裂の原因となります。フィンガーローラーなどで腱周辺からゆっくりムクミを排除すると伸縮性が戻ります。その後にゆっくり伸ばす事で伸縮率も上げられます。登る前に第一関節のみを一本ずつポケットやキャンパスバーなどで直線方向に15秒間伸ばし、その後にローラーで先端から付け根まで強めのピンチマッサージ。これを2回程繰り返すだけです。
▼アイシングによる持久力の低下
クライミングにおけるアイシングは必要以上にオーバーユースされてきました。もちろん必要なときも多々あります。アイシングが是非は他の物理療法と同じく、「時と場合と目的による」と考えてください。ただ一つ言えるのは闇雲に登り終わった後に氷につける行為は指、手首、肘に絶大なマイナスであることは間違いありません。ただ軽く伸ばすスプリントが最適で、わざわざ血行を悪くしたり、ストレッチにより急性期を作る必要はありません。
さらに運動後の冷却が筋力トレーニングの効果に及ぼす影響にもあるように持久力の低下をも示唆しています。指の持久力はとにかくクライミングでは優先強化課題です。それをアイシングにより低下させてしまうのです。
▼なぜアイシングは治癒を遅らせるのか
変形に対してアイシングは逆効果とRICE提唱者が論文が公開されました。RICEを発表したドクターが自ら、RICEの間違いを指摘、アイシング障害も論文発表しています。ロクスノ68の記事を依頼された際、「さらに上を目指す」の中で書ききれなかった内容そのものです。アイシングやRICEによる障害で悩む人や選手をもっと減せると内容となっています。いつもTRXでお世話になっている「Kinetikos」からの引用です。プラグマティズムに則り理論に基づき正しく行動したいと思っています。
--------以下引用 Kinetikosサイトより------------
提供 テニーパラチーノ https://goo.gl/mTjdwJ 原文 http://goo.gl/4Bzf1n
◎治癒を促進したというエビデンスがほとんど存在しない
ベストセラーとなった著書『Sportsmedicine Book』を書いた時、私は運動競技における怪我の処置に対してRICE(Rest:安静, Ice:冷却, Compression:圧縮, Elevation:挙上)と名付けました。損傷した組織から引き起こされる痛みを和らげるのに役立つという理由で、アイシング(Ice)は、怪我や筋肉痛のための標準的な治療法となってきました。以来数十年に渡ってコーチたちは、私が作成したRICEガイドラインを使用してきましたが、どうやらIceおよび完全なRestは、治癒を助けるどころか、遅らせるかもしれないということがわかってきています。最近の調査では、運動選手は非常に激しい練習を課されており、広範囲に及ぶ筋肉痛からなる深刻な筋肉ダメージを発症しています。アイシングによって腫れを遅らせることはできても、アイシングが筋肉損傷からの治癒を早めることはありません(The American Journal of Sports Medicine, June 2013 )。22の科学論文の要約からわかることは、アイシング(Ice)と圧迫(Compression)の組み合わせが、圧迫を単独で使用した場合よりも治癒を促進したというエビデンスがほとんど存在しないということです。もっとも、アイシングに加えた運動が、足首の捻挫の治癒にわずかに役立つかもしれないとのことですが(The American Journal of Sports Medicine, January, 2004;32(1):251-261)
◎治癒には炎症が必要
非常に激しい練習による外傷や筋肉痛によって組織に損傷を与えたとき、体は 自己の免疫系を用いてそれを治癒しますが、それは病原菌を殺すのに用いるのと同じ生物学的なメカニズムであり、これは「炎症」と呼ばれています。病原菌が体内に侵入した際、免疫系はその病原菌を殺すために、感染した場所に細胞とタンパク質を送り込みます。筋肉とその他の組織が損傷を受けた際にも同様に、治癒を促進するために免疫系は損傷組織に対して炎症細胞を送り込みます。感染と組織の損傷の両者に対する反応は同じであるということです。炎症細胞は治癒を促進するため、損傷組織に対して駆けつけることになります(Journal of American Academy of Orthopedic Surgeons, Vol 7, No 5, 1999 )。IGF-1(Insulin-like Growth Factor)と呼ばれるホルモンから損傷組織に対して分泌されるこのマクロファージと呼ばれる炎症細胞は、筋肉やそれ以外の受傷部分を治癒するのに役立ちます。しかしながら、腫れを軽減するためにアイシングすることは、実際のところ、IGF-1の分泌を妨げることによって 治癒を遅らせることになります。
ある研究論文の著者は2つの実験用マウスのグループを使用しました。1つのグループは遺伝子操作されており、マウスたちは怪我に対して通常望ましい炎症反応を生じることができません。もう一方のグループは普通に炎症反応を生じることができました。そして科学者たちは筋肉に対して損傷を与えるために塩化バリウムを注入しました。望ましい免疫反応を生じさせることのできないマウスの筋肉は回復せず、一方で普通の免疫機能を持ったマウスは速やかに回復しました。回復したマウスには、損傷した筋肉部分に極めて大量のIGF-1が確認されましたが、回復しなかったマウスにはほとんどIGF-1が見つかりませんでした(Federation of American Societies for Experimental Biology, November 2010)。
◎損傷組織に対して治癒に必要な細胞を送り込むことをアイシングは妨げる
損傷組織に対してアイシングすることは、損傷箇所付近の血管を収縮させ、治癒に必要な炎症細胞を届ける血流を遮断させることになります(Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc, published online Feb 23, 2014)。アイシング後、数時間が経過しても血管は再び拡がることはありません。この血流の減少は組織の壊死を招く可能性があり、永久的な神経の損傷さえ招くかもしれません。
◎炎症を抑えるあらゆる行為は治癒をも遅らせる
免疫反応を抑えるどのような行為も、同時に筋肉の治癒をも遅らせることになるでしょう。それゆえ以下に挙げるものは治癒を遅らせることになります。
コーチゾンを含む薬品
1.イブプロフェンのような非ステロイド系の抗炎症薬など、ほぼすべての鎮痛剤
2.関節炎や癌、乾癬などの治療によく使われる免疫抑制剤
3.コールド・パックやアイシング
4.怪我に対して免疫反応をブロックするあらゆるもの
◎アイシングは強度、スピード、耐久力、協調性を減少させる
アイシングは、怪我をした運動選手が試合に戻ることを助けるための短期的な処置として頻繁に使われてきました。アイシングは痛みを軽減するのに役立つかもしれませんが、運動選手の強さ、スピード、耐久力、協調性などを妨げることになります(Sports Med, Nov 28, 2011 )。この論文では、アイシングの影響について調べた35件の研究を取り上げています。ほとんどの研究では20分以上アイシングを行い、そしてその大部分において、アイシング直後に強度、スピード、パワー、敏捷性のランニング能力に減少が見られたと報告しています。腫れを抑えるためにアイシングを完全に終えたら(5分未満にすべき)、続いて競技に戻る前に斬新的に暖めることをこの著者は推奨しています。
◎推奨する怪我の対処法
怪我をしたなら、即座に練習をやめることです。痛みが酷く、動かすことができな場合や、意識が混乱していたり瞬間的でも意識を失ったのであれば、緊急の医療手当てが必要かどうか検査を受けてください。開放創であれば、傷口を清潔に保ち、検査を受けてください。可能であれば、重力を利用して腫れを最小限に抑えるため、傷害部分を挙上するようにしてください。スポーツ傷害の専門家であれば、骨が折れていないか、そして動かすことで損傷が酷くならないかを判断しなければなりません。筋肉もしくはそれ以外の軟組織に限定された怪我なら、医師やトレーナー、コーチは圧縮包帯で巻いてもかまいません。アイシングは怪我の痛みを和らげるため、受傷後すぐに短い時間であれば冷やしてもいいでしょう。アイシングは最大でも10分とし、20分は氷を外し、その後1、2回、10分間のアイシングを適用します。怪我をしてから6時間以上経過した後にアイシングする理由はありません。怪我が深刻である場合、リハビリにおいては医師のアドバイスに従ってください。軽い怪我であれば、通常は翌日にはリハビリを開始することができます。その動作によって痛みが増したり不快感がないのであれば、怪我をした部分を動かして使うことができます。痛みを感じることなく動かせるなら、即座に運動を再開してください。
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