日本が世界に誇る世界一のクライミングブラシ pamo。その歴史と性能とは?

村口2021/12/26

日本が世界に誇る世界一のクライミングブラシ

クライミングのブラシといえば?と問われれば、ほぼ全てのクライマーがこう答えるでしょう。「pamo (パモ)」と。今となっては当たり前のように存在するpamoブラシ。岩場での使用はもちろんのこと、国内公式コンペやワールドカップで使用される程、人気になりました。それはひとえにその状況に適した使いやすさとブラッシング性能。そんなパモがどのようにして生まれたのか少し紹介出来ればと思います。

pamo(パモ)とはどんなブランド?

自然と共生する。ロッククライミングは、悠久の歴史を持つ大自然をフィールドにしたスポーツ。「大自然へのリスペクトをカタチにする」それがpamoの始まりです。自身もバリバリのクライマーである柴田朋紀氏が愛知県で立ち上げたブランドです。名前の由来は、柴田氏が一番尊敬しているロックドランカーのオーナーである木下勝義氏のあだ名である「パタさん」と柴田氏の「トモキ」からとったそうです。因みにマスコットキャラの名前は「パト」という可愛いらしいハトさんです。

きっかけは杉の木の棒にテーピングで巻いた歯ブラシ

僕も経験がありますが、昔はホームセンターで買った豚毛ブラシをその場で拾った木の棒などにテーピングで巻きつけて使っていた人を良く見かけました。パモのように可変式を手作りしていたクライマーもいました。しかし力が入りにくく、お世辞にも使いやすいものではありませんでした。もっと使いやすいものがあれば欲しい人も潜在的にかなりの数いたと思います。柴田氏自身もそんな杉の木の棒にテーピングで巻いた歯ブラシを見て商品化すれば売れるかなと考えたのがキッカケだと語っています。

世界中にシェアを伸ばしているドメスティックブランドの強み

pamoブラシは一つの商品をベースにしたドメスティックブランド。それゆえのクオリティの高さが売りです。角度を自在に変化できるヘッドが特徴のpamoスティックの限定販売からスタートし、質の高いブラシは小さなブラシに落とし込まれ、かなりのファンを獲得。輸入品より低価格なところも魅力。丁寧な作りで最近では岩場やジムでの使用率はナンバーワン。国際コンペや大会でも使用されており、今や世界中に広がっています。自身もクライマーである柴田氏のアイデアとしっかりしたブランドコンセプト。日本人ならではの繊細な部分がドメスティックブランドとして人気を獲得している理由だと思います。

ロック機構と長さで選べるブラシの多様性

▼Aタイプ(回転ロック式)
largeブラシ付き。シンプルな回転ロックの最軽量モデル。軽くて磨きやすい岩場では定番のブラシ。自在ヘッドによりかなりの高さでも核心を掃除できます。ブラシが交換でき長期間つかえます。多くの長さがありツアーに合わせて揃えておくと便利。

  • ロング 140~320cm かなりのハイボルダーでも核心が磨け大きめマットから10cmほどハミ出します。
  • レギュラー 120~260cm 一番人気で大きめマットにピッタリ収まり海外ツアー向け。
  • ショート 100~200cm 軽くて女性にも扱いやすくジムでは使いやすい長さ。
  • マモ 80~140cm スーツケースに収まるサイズでマット現地レンタルの海外ツアーにぴったり。

▼Bタイプ(フリップロック式)
ロックに外れにくいフリップロック式。伸ばした時の磨きやすさと耐久性が向上。従来にない新ロック機構はチョークづまりによる伸縮不具合に対応。カチッと一瞬でロックできるのが気持ちいい。さらに接合部の見直しにより最長に伸ばしてもたわみが少なく高グリップなためチカラが入れやすく磨きやすい。

  • B32-L largeブラシ 143~327cm 770g
  • B32-S smallブラシ 141~325cm 700g
  • B26-L largeブラシ 122~269cm 670g
  • B26-S smallブラシ 120~267cm 600g
  • B20-L largeブラシ 98~207cm 550g
  • B20-S smallブラシ 96~205cm 480g。

上記のように基本のブラシだけでもここまで細分化されており、他にもハンドサイズのものや交換ブラシなどアクセサリー類も充実しております。特にBタイプはカチッと瞬間ロックで回転方向にチカラが入ってもロックが外れずチョークづまりによる伸縮不備も激減、伸縮の繰り返しにも強くジョイント強度も向上。ブラシ部は天然豚毛で交換可能。複雑な角度可変部も交換可能でアフターケアも万全でオススメです。

pamoブラシがあると岩場でブラッシングするのが楽しくなる!

岩場に行くクライマーの総数が増えた昨今。10年前では考えらないぐらいの人数となっています。当然人数が多くなればチョーク跡やゴミ、マナーなど少人数の時には分からなかった様々な問題が表面化してきます。チョーク跡に関するものも、その一つで、クライマーだけの考えだけでなく地元住民への配慮も当然必要になってきます。それが元でエリアの登攀禁止などもありえます。そういった問題に少しでも岩をキレイにするといった活動はクライマーの未来に繋がると僕は思います。実際、詰まったチョークを落とす事は岩で安全に登る事にも非常に役に立ちます。そしてパモで磨くとその「キレイにする」という行為そのものが楽しくなるほど使いやすいので凄く気持ちよく磨けます。その掃除を面倒くさいものではなく、寧ろ率先して行いたくなるギアである事が最大の特徴だと感じました。ここまでお読みいただきありがとうございます。また次回のブログでお会いしましょう!

村口2021/12/26

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