三宅島のクライミングガイド決定版。フルカラーで完全リニューアルされました。ルート62課題、ボルダー209課題を完全網羅したクライマー必見のトポ。ルートに至ってはすべてがナチュプロ使用のクラック、トラッドルートというから驚き。東京から南へ180kmに位置する直径8kmの火山島である三宅島。その素晴らしい自然と共にクライミングを思う存分楽しめます。
▼製品詳細
・三宅島のクライミングガイドブックです。ルートは4エリア、62ルート(5.8〜5.11d)、ボルダーは14エリア、209課題(二/三段〜9級)を収録。
・ルートの収録エリアは冨賀浜・黒潮壁・PO壁・新鼻。
・ボルダーの収録エリアは錆ヶ浜・ママ・冨賀浜・冨賀浜手前・PO壁・粟辺下・立根・サタドー岬・アノウ崎東・アノウ崎西・釜の尻・交通公園・伊豆岬・伊ヶ谷。
・アプローチ情報やジム情報、宿やレンターカーなど三宅島での過ごし方、グルメ情報、モデルプランなど、これ一冊あれば三宅島でのクライミングを十分に楽しむことができます。また、三宅島のクライミングに関係の深い、飯山健治、室井登喜男、遠藤由加氏のコラムも掲載しています。
・三宅島のクライミングに関係の深い、飯山健治、室井登喜男、遠藤由加氏のコラムも掲載しています。
▼ルート概要
三宅島の岩場は、2009年 6月、磯川暁、菊地敏之、中尾政樹氏らにより発見・開拓されました(開拓の経緯はこちらを参照)。現在は PO壁、黒潮壁、冨賀浜、新鼻(にっぱな) の 4つのエリアがあります。PO壁の MIYAKE INTRODUCTION が最初に開拓されたラインです。その後、ロクスノ#046 で発表されると、島を訪れるクライマーが増え、ラインも次々と開拓され、2010年には 30本を超えるようになり、極めつけは 2010年 11月に山野井泰史氏によって初登された、この壁の最難ルート・黒潮ドームの宝島(5.11d) の完成になります。その後、2012年の秋からは、山野井氏を中心に、すぐ隣の冨賀浜でもルートの開拓がスタートし、新しいラインが 11本追加されました。しかしながら、2013年春の地震、その後の台風の高波により、PO壁で大崩壊が起き、ルートが 3本消失しました。現在は新エリア・新鼻で開拓が進み新たに 23本のラインが追加されています。派生ルートも含めると、冨賀浜 11本、黒潮壁 11本、PO壁 29本、新鼻 23本と現在は 74本のルートがあります。岩質は城ヶ崎と同じ硬い安山岩で、岩場が南側を向いていることもあり、雨後の乾きは非常に早いです。
・PO壁(Pacific Ocean Wall)
高差 20〜30m、幅は 200m
・黒潮壁
高差 10〜20m、幅 50m
・冨賀浜
高差 15m、幅は 50m
・新鼻
高差 7-10m、幅は 100m
※基本的に全てクラック、トラッドクライミングの岩場で、現在ボルトオンリーのスポートルートはありません。
●シーズン
適季は 10月〜6月、ベストは10月下旬〜11月末、3月中旬〜5月上旬です。ただ、冬期は強風により波が高くなり、PO壁中央、PO壁奥のエリアは登れないことが多くなります。また、夏期は暑すぎて登るには適していません。
●ギア
最も長いルートは 30m弱あるため、60m ロープが必要です。カムは 2セットあれば大体足ります。Cafe 691(04994-5-0012) でハーネスとクライミングシューズのレンタル、トポや液体チョークの購入ができます。
▼ボルダー概要
これまで島を訪れるクライマーは、ほとんどがルート志向だったこともあり、ボルダーの開拓はほとんど進んでおらず、イベントの時に開拓された釜ノ尻、ジャック中根によって開拓された錆ヶ浜の 2箇所しかありませんでした。2012年、ジムのルートセットのために来島した、飯山健治、大工英晃、保科宏太郎によって立根ボルダーが開拓されました。その後、三宅最難ボルダーとなる永田乃由季による釜ノ尻の BRUTUS(二段)、尾川智子らによって新たに新鼻エリアが開拓されました。まだまだ開拓の余地がある素晴らしいエリア。
●シーズン
1年を通して登れますが、夏はもちろん暑いです。すぐ前は海ですので、暑くなったら泳ぎましょう。
●ギア
基本的には靴、チョーク、ボルダリングマットがあれば遊べます。また、Cafe 691(04994-5-0012) でボルダリングマット、クライミングシューズのレンタル、液体チョークの販売を行なっているため、手ぶらで来島しても遊べます。
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ボルダーはスタートホールドがわかりやすくて良い。