マッドロックの最新シューズ！ドローンをレビュー！

マッドロックの最新作ドロ―ン2.0をレビュー！

現在最も熱いシューズメーカーといえばマッドロック！値段が安くて性能も良く、多くのクライマーに好評を得ています。そんなマッドロックの2023年最新作であるドローン2.0。今回はこのシューズを紹介しようと思います。気になる方は是非読み進めて見てください。

3Dモールディングテクノロジーを全面に導入したエポックメイキングシューズ

「エポックメイキング」それは歴史的な変革や画期的な出来事を引き起こすこと、またはそのような出来事や作品を指す言葉。 その言葉の通り、クライミングシューズのこれまでの常識や価値観を覆す3Dモールディングテクノロジー。これは本当に画期的といえる技術です。2002年から研究、開発されていた3D成型パーツは遂に最高のレベルまで到達。今までにないフィット、パフォーマンスの向上、長寿命を実現。クライミングシューズの歴史を変える1足といえると思います。

継ぎ目のないラバーでシューズが圧倒的に長持ち！

前モデルのドローンから2.0からの変更点。全てにおいてレベルアップしております。

• モールディングテクノロジー構造により耐久性が50%向上(これで間違いなくシューズの寿命が伸びるでしょう)
• 製造に関わる廃材やエネルギーを20％削減し更にサスティナブルに！(製造コストと環境への配慮はさすがです。)
• 一体の3Dパーツにより縫い目を削減し継ぎ目のないラバーパートで剥がれや違和感を解消(よくあるつま先の剥がれもほぼないと思います)
• アッパーのフッキングエリアを拡大(ドローンコンプと比べてもフックがより向上してます)
• よりアグレッシブなコンケーブソールに進化！(シューズ自体の剛性と相まってエッジングが素晴らしい)
• 全面立体化することでフィットが向上し不快感を更に軽減(この一体感は独特で、貼り付くようなフィット感)
• お求めやすい価格を維持！(これは非常に嬉しいですね)

マッドロックお馴染みの立体的なシャンクで最高のエッジングを体験

従来のモデルを履いたことがあるなら、知っているかもしれませんが、元々素晴らしい性能のシューズ。それらは勿論引き継がれております。各性能を見ていきましょう。

• ダウントゥーした立体的なコンケーブミッドソール(シャンク)による精度の高いエッジングのサポートや、攻撃的なかき込みテクニックへのアシストが望めます。積極的なダウントゥースタイルを採用した形状ですが、一方でフレキシブルな前後のセパレート構造により曲がりやすく、エッジングに特化しているだけでなくスラブや垂壁のスメアリングにも対応可能。
• フリクション性能にこだわる独自開発のアメリカ製サイエンスフリクションラバー3.0を使うことで高いレベルのスメアリングを実現しつつ、適度な硬度によりより繊細なエッジングも同時に対応します。ランドエリアやヒールカップにも高性能なサイエンスフリクションR2を使用しており、トゥーフックや側面のスメアリングにも高い効果を得られます。
• 土踏まずとアキレス腱に連なるスリングショットは、土踏まずを引き上げてフィット感を増加させるアーチフレックス・デザインを構成しています。フットパワーを逃さずトップに注ぎ込ませる構造がよりパワフルなかき込みをアシスト。
• 継ぎ目や嵩張りのないワンピースのパーツで造られた立体成型のヒールカップを採用。パワーロスなくヒールフックを全力でアシスト。ヒールカップの中央にはエッジがデザインされており、ヒールでの細かなエッジングも可能です。シャークから引き継がれた独特な技術を導入したアグレッシブなトップレンジ・アイテムの証しです。

お値段以上のパフォーマンスを約束

実際に履いて登った際の最初の印象は思ったより硬くないでした。シューズ自体の剛性があるため、手で触るとかなり硬さを感じましたが、履いてみると足入れも良く、コンペシリーズにラストはやや広めの印象。サイズはレッドラインなどと同じで良いかと思います。ダウントゥはかなりしっかりめにしており、強傾斜のエッジングに凄く相性が良さそうです。履き始めは、ジブスなどに対して少し弾かれる感じがしますが、慣らしていくうちに自然と力まずに乗れる感覚になります。ガチガチのエッジングシューズではなく万能型でやや硬めのシューズといった所でしょうか。購入してくれたお客様の評価も上々で、お値段以上のパフォーマンスは間違いないでしょう。

如何だったでしょうか。注目度の高いドローンの紹介でした。現時点ではサイズも揃ってますので、気になる方は是非チェックしてみてください。ここまで読んでくださってありがとうございます。