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マッドロックの最新シューズ、ドローンコンペシリーズHVをレビュー!

村口2023/04/15

マッドロックの最新シューズ!ドローンコンペシリーズHVをレビュー!

今回はマッドロックの最新作で問い合わせも多いシューズ。ドローンコンペシリーズHVを紹介してみようと思います!現在同じマッドロックのレッドラインストラップを履いている僕にはとても気になるシューズでした。試し履き会にて実際に履いて登れる機会があったのでより深くこのシューズを感じる事が出来たと思います。気になる方は是非読み進めて見てください。

ドローンコンペシリーズHVで登ってみた印象

僕がシューズに求める要素は大きく分けると次の5つになります。

  1. エッジング(シューズの剛性)
  2. スメアリング(ベタ置き時のフリクション)
  3. フックキング(ヒールやトゥフック)
  4. 掻き込み(ホールドへの力の伝達力)
  5. 耐久性(シューズの寿命)

スペックだけみると足裏感覚と掻き込以外は最高評価。僕自身がドローンを実際に履いた印象としては、コンペモデルでありながらむしろ岩で使用したいなと思いました。同じマッドロックのレッドラインストラップも使用していますが、こちらはかなりのソフトシューズ。スメアリングに関してはやはりレッドラインの方に軍配が上がります。しかしドローンコンペシリーズHVの1番の特徴である、アッパー部分とソールを一体成型によって生まれた異次元のフィット感によるダウントウがとにかく凄い!履いた時に若干違和感があるぐらい強烈につま先をサポートしてくれます。これによりとにかくリーチいっぱいのムーブでも足が異常に残ります。試し履き会ではほぼ新品の状態でしたので、履き込むともう少し柔らかくなり、スメアなどもより馴染んで使えそうです。耐久性に関してはまだ未知数ですが、一体成型によりかなり長く使えそうな気がします。

新開発のEXTREME FRICTION(XF rubber)の驚異の粘り

アッパーのラバーは、従来のScience Frictionを進化させたEXTREME FRICTION(XF rubber)をマッドロックで初めて採用。Science Frictionよりも明らかに粘度が高く、ぴったり張り付くようにフックムーブをサポート、強烈にダウントウしながらもフック性能をソフトシューズ以上に仕上げています。

ズルいぐらいエッジにかかる「ちょんまげヒール」

マッドロック伝統の形状の3Dヒールカップと「ちょんまげヒール」はしっかりと踵にフィットして、エッジがずれを防ぎ、ヒールフックがめちゃくちゃかかります。特にドローンでは全体のシューズ剛性が高い為、レッドラインなどのソフトシューズでは少し柔らか過ぎて強くかけるとシューズが脱げそうな弱点を完璧にカバー。ジムより岩での使用でその効果を発揮しそうです。

マイクロエッジにしっかり乗れるエッジング力

おそらく皆さんが思っているより少しかっちりしているであろう、オリジナルのポリカーボネート製シャンクは、高い柔軟性を持ち合わせながら繊細な足裏感覚とエッジング力が特徴。硬いと柔らかいの中間地点ぐらいを上手く融合させているので、マイクロエッジに乗れるのにスメアリングもなかなかのレベル。さらにこのシャンクの特徴である粘りつつ、踏んだあとの跳ね返りがあり、つま先の力を最後までホールドに伝達してくれます。

EXTREME FRICTION(XF rubber)によるスメアリングが凄い

履いた感じは硬めの印象ですが、コンペモデルという事もあってベタおきもかなり好感触。大きいボテにも対応する柔軟性も持ち合わせております。EXTREME FRICTION(XF rubber)のフリクションも相まって非常に安心感のあるフットワークが可能でした。ただやはりエッジングに比べると高いレベルながらも若干劣るかなという印象です。

如何だったでしょうか。マッドロックの新作という事もありお問い合わせも多いドローンコンペシリーズHVを紹介させていただきました。既に数足しか残りがありませんが、次回入荷予約も絶賛受付中。一週間の試し履きでかなり登りこんだ感想ですので、信じてもらって大丈夫です!僕自身も次回入荷での購入を決意しました!気になる方は是非ご検討頂けますと幸いです。

村口2023/04/15

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