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Red Chili(レッドチリ)

The Red Chili Story

The Red Chili Story

Stefan Glowacz(シュテファン・グロバッツ)とUwe Hofstädter(ウベ・ホフスタッター)は、アメリカのヨセミテ国立公園にあるEL Capの“West Face”というビックウォールを24時間以内に登頂するというプロジェクトに挑戦していた。夕方、見事プロジェクトを成功させたものの、2人の疲労は極限に達し、窮屈なクライミングシューズのせいで足には火傷したような猛烈な痛みが出ていた。西の空に沈んでいく夕日を見ながら、2人はあるビジョンを持つ。それは20ピッチを超えるハードなビックウォールクライミングや長時間のボルダリングでも、痛み無く快適に登り続けられるシューズを開発すること。

当時、UweとStefanはスペインのクライミングシューズブランドをドイツで代理店として販売しようとしていた。しかし、度重なるデリバリーの遅れや、それに伴う顧客離れは深刻なものだった。そんなもやもやした状況の中、彼らはヨセミテで思い描いたビジョンを、当時ブレイクしていたバンド「Red Hot Chili Peppers」を聴きながら思い起こし、クライマーである自分たちが本当に欲しいクライミングシューズの開発と販売を行おうと決意。ブランド名を「Red Chili」と決め、やるべきことを紙に書き出していった。

2年後、彼らの最初のクライミングシューズが店頭に並んだ。クライミングシューズの世界的リーディングブランドの仲間入りを果たした瞬間であった。ブランド設立から20年近く経った今でも、Red Chiliは世界中のクライマーが必要としているシューズやギアのトップブランドとして開発に力を入れている。