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マッスルフェスで感じたクライマーの熱気と成長 ライター村口

村口2021/10/06

8周年感謝イベント マッスルフェスで感じたクライマーの熱気

参加された皆様、マッスルフェスお疲れ様でした!多くの参加者のお陰で盛り上がりつつ、優勝者の凄いクライミングも見れてスタッフ一同大感謝です。例年通りであればマッスルオールナイトという夜通し登るイベントを開催していましたが、こんな状況ですので、早い時間に皆様が参加出来るイベントが出来ないかと考えてマッスルフェスを企画致しました。そこで見えたのはクライマーの皆様の熱気!誰もが中々思い通りにならないクライミング、生活、社会状況も含めて、それを吹き飛ばすような晴れ晴れとしたクライミングがそこにはありました。この想いがあればクライミングはまだまだこれからだという雰囲気を見せて頂いたと感じております。本当にありがとうございます。と長い挨拶はここまでにしてフェスの様子を振り返っていきましょう!

Division.ビキナー クライミングの基礎力を測る ぶら下がり対決

クライミングにおける最も重要な要素の一つであるぶら下がり。ビギナーカテゴリーではこの時間の長さを競い合いました。競い合いといっても自分がどれだけぶら下がれるかを測るだけのシンプルなものですので、皆さん気負わずに参加してもらえたと思います。ただグッぼるのぶら下がりを行うロールバーは鉄棒などと違い回転します。この回転を止める力も要求されるのでかなり難易度が高くなります。子供だったらぶら下がることすら難しいので、ビギナー参加者のクライマー達が殆どの方が60秒以上ぶら下がれた事に驚きました。これは普段から真面目にトレーニングしている証拠です。スタッフとしては非常に嬉しく感じました。

ビギナー 入賞者リザルト

  1. ナカガワさん 115秒
  2. サエキさん 97秒
  3. ババさん 80秒

Division.ミドル クライミングに必要な基礎筋力を測る 大ラング懸垂対決

これもクライミングでは避けて通れない引き付ける力を測る懸垂対決。さらにバーではなくキャンパシングで使う大ラング(32mm)で行いました。このラングは指に優しい形状ですが、しっかりぶら下がれないと抜けてしまうフラットな面になっており、クライミングをした事がない人ならまずぶら下がれません。それでさらに懸垂を行うハードなトレーニング!しかも肘をしっかり伸ばし切るフルストロークというミドルに相応しい難易度の対決でした。懸垂は一朝一夕には出来ない為、日頃のトレーニングの成果が試されます。またこのミドルクラスには嬉しい事に普段グッぼるで登っていない遠征のクライマー達も参加してくれました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

ミドル 入賞者リザルト

  1. ヨシダさん 21回
  2. ユウちゃん 16回
  3. ハヤトくん 13回

Division.エキスパート 総合的な筋力と持久力、身体のコントロールを測る キャンパトラバース対決

そして最後は花形種目のキャンパシング対決!例年はキャンパスラングでのラダー対決でしたが、毎年同じではつまらないという事で、今回はグッぼるのとても長ーいルーフをキャンパでトラバースする競技に急遽変更!ホールドはスタートとゴールだけが決まっており、どのホールドを使うかは自由、その距離を競い合いました。事前にオブザベーションの時間が設けられ参加者でムーブを相談しあっている様子はコンペさながら。皆初めての経験でどこまで行けるかも未知数の為、かなり緊張していたように見受けられました。このトラバースはホールドと選びと距離感、何より自分のカラダを上手くコントロール出来るかが鍵です。より自分を知っているクライマーが有利といえると思います。

いざ本番が始まってみると、かなり白熱した戦いになり本当に盛り上がりました。優勝は中学3年生のジュンくん、そして2位が同じく中学3年生のダイチくんと中学生コンビのワンツー‐フィニッシュ!数年前までは可愛らしかった二人が大きく成長している姿は少し込み上げてくるものがあります。そんな彼らに尊敬してもらえるようなクライマーになるべく、まだまだ自分も負けていられない気持ちになると同時に、クライマーの熱意や行動の助けになるようなグッぼるにしよう!とこのマッスルフェスを通して改めて決心しました。8周年を迎えたばかりではありますが、今後とも末永くよろしくお願い致します。

エキスパート 入賞者リザルト

  1. ジュンくん 完登
  2. ダイチくん ダガー壁
  3. テラモトくん ダガー入り口手前
村口2021/10/06

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