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ジムスタッフになって初の LJC2020(リードジャパンカップ) に出場して

亀山2020/08/16

出場か辞退か、最悪なコンディション

LJC(リードジャパンカップ)2週間と少し前。まさかの食中毒で5日間寝たきり。体重も一気に4kg落ちました。LJCに向けて調子も上がっており、体調を崩したのはかなりきつく落ち込みました。。この体調で出場するかどうか。。ただ、せっかくジャパンツアーを通過して出場権のあるLJC。現状の実力で挑むことにしました。何とか体重を2kg戻し、ギリギリの3日前までトレーニング。1ヶ月前から続く指の腱のケガは6割ぐらいの回復。リード練習も1回行き、なんとか形には仕上げました。

1日目予選、ボルダー力のみで通過

01:14:20あたりから

コロナ対策でデモンストレーションのビデオは動画配信。しっかりムーブを頭に入れて会場へ。この日はかなりの豪雨。しかも外壁ということもありコンディションは悪い状況でした。1本目。強度のあるボルダームーブが連続するルート。最後はクリップ中に指先が滑って落ちた。不安定なデットの繰り返しで消耗しましたが、このタイプのルートが今の体調に合っており12位。ハングに入ったあたりから小雨が当たってシャワークライミングしてるようで楽しかった。2本目。カチが続くルートらしい課題。途中でジャミングを使うパートが気がかり。結局のところ見事にジャミングパートで手が抜けて34位。。。手の甲は全体に血がにじみました。ジャミングをもっと効かせてから動けば良かったと反省しました。1本目の成績が功を奏して21位で準決勝に進めました。

2日目準決勝、リードの持久力に敗退

00:22:44あたりから

この日は晴天で暑すぎるほど。前日2本目は腕がパンプする前に落ちたことで、温存して翌日に臨めました。疲労感もそこそこ。室内の暑すぎるアイソレーションでしっかりアップ。ほとんどの選手が上裸。大会しかなかなか会わないメンバーとも話しつつ、体をきっちり動かしてからオブザベーションへ。ジャミングが途中に無いことに安心し手順を考える。ボテが所々にありレストしにくそう。競技順は6番目なので割とすぐ。手順の目安を考えてスタートに取り付きました。暑さでチョーク意味ないほどにすぐ取れる。滑りに耐えつつ1手ずつ進む。オブザベ通りにホールドをたどったところ、ポケットのパートで体を引き上げられずフォール。逆の手で取るべきだった。けれど、そこから立て直すことが出来なかった。体調を崩して全体の筋持久力を下げたことを反省。自力が足りませんでした。最終的に22位。

コンペか岩に向かうのか

大会前に調子が上がったタイミングで体調を崩したことが本当に響いてしまいました。特にリードで大切な全身の筋持久力。予選はボルダームーブでごまかせても続きはしませんでした。


あとは、指を治しきった後をどうするか。去年と同じくジャパンツアーにフル参戦するのか、岩に標準を合わせるのか。岩の高難度を登るために必須なカチ力全般が上がっていると年々実感しています。5段の苦戦したカチが前より「持てる」。この感覚があるからこそコンペより岩に時間を使いたい気持ちがやはりあるのが現状です。もっと各地のV16、またV17に合わせたい。昨今のコロナの情勢もありますが、様子を伺いつつ狙いたいと思います。

今回もLJC出場にあたり、たくさんの応援をありがとうございました。

亀山2020/08/16

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