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2016 / 08 / 30  23:28

2016/08/28 第2回岐阜ジュニア強化講習 全3回 - 強化とコンディショニング

2016/08/28 第2回岐阜ジュニア強化講習 全3回 9名 テーマは強化とコンディショニング

グッぼるユースには岐阜県のクライミング選手が多く来ています。その縁あって県全体の強化講習をさせていただきました。全3回ですので計画的に宿題を出しつつ3ヶ月で進められるため、かなり効果的で選手にも受け入れやすい内容にしました。どんなに良い指導も単発ではなにも伝わらないし、ある程度の期間は絶対必要です。そして何より「パーソナル指導」であることが最も重要だと考えています。今回は弱点を具体的にどのように日々強化していくのかの技術的アプローチと、毎日のクライミングとの関わりの中で見つけた良い点をさらに良くなるようにコーディネートさせるにはどうすれば良いかをテーマとしました。

クライミング経験が5年以上と長いわりにコンディショニングには全く関心がなく「自分の波」を記録を全く管理できていないのには驚きました。机上と実技を交互に行い、課題のアプローチとコンディショニングに必要な要素の把握をしてもらいました。以下にプログラムの一部をチラッと紹介します。 

 

時間コンディショニング

練習量や頻度を減らしても強度を維持すれば筋肉疲労が回復し競技成績が向上する。疲れを残さない。

ピーキング・・・体調管理、栄養管理、精神管理を行い、ピークを試合当日に合わせる。前日の睡眠は10時間。質の良い環境を計画する。

炭水化物を摂取し脂肪分は特に控え、当日は腹7分目をキープ

テーパリング・・・普段はハードな練習を行うが試合直前は技術的な練習に切り替える。練習量を徐々に減らし疲労だけがうまく抜けるようにする。

 

ライフスタイルコンディショニング

練習日以外で代謝を保つ。息が切れない30分運動ストレッチ10分。

食事は一汁三菜。緑黄色野菜、果実、魚、味噌納豆など発酵食品

眠気は体温低下の差で強く。寝る前は身体を温める。22時から2時がホルモン分泌最大。7.5時間必要。

 

サプリメント

あくまで食事の補助として考える。アンチドーピング機構の禁止薬物に気をつける

何らかの理由で食事が偏っている場合(海外遠征など)

減量で食事制限している場合

増量期や合宿期で食事だけでは栄養が不足する場合

食欲のない場合、菜食主義の人

 

環境コンディショニング

気候、設備、用具がスポーツ障害の最大の原因となる

マイナス要素があれば一瞬でパフォーマンス低下やケガに繋がる

指導者、運営管理者の意識の向上が求められる

選手自身も最適な環境を戦略的に選ぶ意識を強く持ちアピールする

 

メンタルコンディショニング

緊張不足、最適、過剰。最適な状態をゾーンと呼ぶ。

目標設定でモチベーション維持。必ず時期を明確にする

心理分析により良い動きと悪い動きの心理状態を認識しておき、シュミレーションする

イメージトレーニングは試合中に過度な緊張状態に陥らないように日々行うと効果的

メンタルコンディション日誌でピークを把握

リラクゼーション、副交感神経を優勢


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